まず断層を見る前に、良く聞くプレートについて覚えておきましょう。日本は太平洋プレート、北米プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの4枚が集まったところとして知られていますね。私が知らないうちに、アムールプレートと言うのが増えてました。取りあえず、プレートというのが有ると言うことだけ覚えておきましょう。断層は、陸地のズレが見えているところです。また、山脈は陸地の「シワ」と思うと見つけやすいです。昔、砂場や海岸で砂遊びをして山を作ったことを覚えてますか。最後に、手で押したり、足で踏んだりして山を壊したと思いますが、壊れるときに押した方向の横に出来る割れ目の小さいものが断層で、押した方向に盛り上がったのが山脈です。どうです、判りやすいでしょう。スイスアルプスの写真を見ると、このことが良く判ります(ごめんなさい、ここには写真がありません)。また、どっちの方角から押されたのかも、よく見ると判りますので機会が有れば見て下さい。

断層を見つけるのは簡単です。立体地図上で、何となく筋のようになっているものがそうです。大きなものから小さなものまで色々ありますが、ここでは有名なものを参考にしてみましょう。
下の各地図上に、マウスのカーソルをポイントすると赤い線が現れます。また、他に移動すると消えます。他のページでも同じ方法を使っていますので、取りあえず画像が出たときにはポイントして見てください。

 赤線で囲まれているところが、有名な フォッサマグナ(糸魚川―静岡構造線) です。学校で習ったのは覚えていましたが、実際の映像に近いものを見たのは、この地図のおかげです。静岡側は良く判るのですが、糸魚川の方は判りにくいので別のページにします。左の画像をクリックするともっと大きな地図で確認できます。(画像ファイルが大きいので一寸時間がかかるかも?)
googleで同じ場所を見る

 フォッサマグナの画像を見ると、有名なものの他に、 東西に走る線 もあることが判ります。 実は、このような線を探すと、北海道から沖縄まで、ビックリするほどの数を見つけることが出来ます。左の画像をクリックしてください。ここはとても興味が沸くところです。

 もっと細かいところまで見てみましょう。天竜川の上流にある戸倉山付近 です。

 注)絵の説明では、便宜上東西南北で方向を説明しています。

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