初心者のための パソコンのおもり
■買う時の注意
 パソコンを何に使いたいのかをハッキリさせてから買いましょう。 目的によって必要なソフトとハードが違ってくるからで、金額も大きく影響を受けます。 これは、お店の人に良く相談してから決めて下さい。 もし、チャンと相談に乗ってくれないような店では買わないことです。 それと、大事なことですが「パソコンは消耗品」だと言うことです。 なぜなら、現在のアプリケーションソフトは決まったOS(オーエスと読みますが、パソコンの動き方を決めている ソフトのこと)の元でしか動かすことが出来ないからです。 今はウィンドウズ(殆どがこれ)とマックOSが主流ですが、他にも色々なOSが出てきているため、この先どうなるか判りません。 10万円以下から数十万円もする物でも使えるのは数年間(結構幅がありますが)と思った方がいいでしょう。 従って、「将来こんな事をしたいから」と言って高いパソコンを買うことは絶対止めましょう。 その将来が来たときは、もっと高性能で安いパソコンが手に入るはずです。 と言うことで、買うときには現在必要最小限のシステムとして兎に角安く買ってください。
参考までに
●CPUのスピードは早いに越したことはないが、最新の一番早い物は必要ない 新製品発売の時は、価格が一番高い時期なので数ヶ月すればかなり安くなります。その製品が狙いです。
●メモリーだけは少し多めにする 125MByteでは足りないので、手持ちのお金と相談しながら出来るだけ 256MByte以上にする。メモリーは大きければ大きいほど良いと思ってください。
●ハードディスクの容量は多い方がいいが、足りなくなったときに増設すれば良い ハーディスクの容量に関しては、殆ど気にしなくていい。後からUSB接続の外付けハードディスクを増設した方が、 パソコンを交換したときなどを考えれば断然使い勝手が良い。
●CD-Rドライブがあればいい 最初からCD-RW付きを買わない方がいい。 後付でCD-RWドライブを増設した方が完全に使い勝手がいいし、通常はCD-Rドライブの方が読み取りスピードが 速いので使い易いのと、外付けの CD-RWドライブを追加すると、CDのコピーが目茶楽になる。
もう一つ。DVDドライブも外付けの方が取り扱いしやすいです。
●LANコネクター付きを選ぶ 以前は、会社のサーバーと接続するような用途が多かったのですが、最近は インターネットに接続するため に必要になっています。
●バックアップ用のメディアを決めておくこと 現在ならCD-RWが一番コストパフォーマンスがいい 。これもUSB接続の外付けCD-RWドライブを後から購入した方がハードディスクと同様使い勝手がよい。 しかし、最近はDVDの方がコストパフォーマンスがいいのでこちらも検討する価値ありです。
●プリンターはデジカメの写真を印刷するような使い方以外は安い物で構わない 現在は、どのプリンターを買っても印刷品質は非常に良くなっている。 但し、印刷に使うインクカートリッジの形態と価格を先に見ておくこと。 思ったよりインクは高いですよ。
●フラットベットスキャナーはパソコンをしばらく使ってから考える パソコンを使ってからならば、自分が必要とする性能がだいたいどの程度かが多少(?)分かるので、 それからでも遅くない。しかし、これも最近は複合プリンターに良いものがたくさん出てきているので 予算と相談しながら検討しましょう。 もちろん、必要な機能の検討をしなければなりませんが、一つの目安としてカラーインクの種類が 少ない方が消耗品代が少なくて済みます。
●デジカメ、デジタルビデオなどをやりたい人はお店の人に相談する まさかパソコン初心者の人がデジタルビデオ編集のプロとは考えられないので、余り高額な投資は しない方がいい。お店に置いてある製品でやろうとすると、 30万以上もするような製品を勧められる が、そんなものは買わないこと。もっと安くできます。 と言うことで、お店の人とは仲良くなっておくとか、本当に使う人のみになって話してくれるお店を探すこと。 そして長く付き合うことが出来ます。
 これから買う人は、出来るだけ何回もパソコン店に通って特売品の様な物が見つかればラッキーです。
Last Update 2002.12.23 Since 2001.2.9
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