食器他
○野外用食器セット
 4〜5人用の食器セットが沢山ありますが、百均などでバラで買った方が後から追加できるのでいいと思います。但し、セットものの方がコンパクトで取り扱いがいいとか、ブランド品があるので見栄えは良いかも。昔はアルミ製が多かったけど、熱いものを入れると持てなくなるので、プラスチック製がやっぱり便利です。食器としては学校給食用と同様の区分けした物が使い易いです。

○コップ
 キャンプというと、ホーロー製のコップで、入れ立てのコーヒーを飲むのを思い浮かべる人もいるかも知れませんが、実際には熱くて飲みにくいです。中空のステンレス製コップも有りますが、味が変わってしまいまずいです。これも、プラスチック製がまあまあです。味にうるさい人は、家で使っている陶器製のコップが一番です。コップは小さい割にはかさばるので積み重ねられる物を選びます。

○スプーン
 少し大きめのものを使います。出来上がった料理を取るときに、みんなより早く沢山取れますから。1本でなんにでも使おうとすれば、当然少し大きい方がいいでしょう。

○フォーク
 多分いりません。あまり使い道がないからです。キャンプでは箸が一番です。

○箸
 自分専用の箸を持っていく人はあまりいませんね。割り箸なら燃やしてしまうことが出来るので、使っても構いませんが、ゴミとして残った場合は持ち帰りましょう。山のキャンプ場では、適当な枯れ木を拾ってきて箸にしても面白いです。でも生木はかぶれる可能性があるので止めて下さい。

○まな板
 キャンプに行くと、まな板の替わりが見つかりません。鍋のふたなどでは、旨く惣菜を切ることが出来ませんし、キャンプだからと言って小さな物を持って行くと使い難くてしょうがないです。しょうがないので家で使っている物を持って行くしか有りません。でも、キャンプに行くことで新しくまな板を購入しても良いかもしれません。キャンプの度にまな板が新しくなる?

○包丁
 これも、携帯用のナイフなどではあまり旨く切ることが出来ません。やっぱり普通の包丁が一番です。持って行くときは、新聞紙1日分を使ってくるめば安心です。

○缶切り
 缶のふたが開けられれば、何でも良いです。こういう機会に子供達に開けさせるのも良い教育だと思います。外国製の便利で安全な缶切りもありますが、昔からの使いにくい缶切りの方が勉強になるかも。電池が無くなって使えなくなるような電動式はキャンプでは止めましょうね。

○皮むき器(ピーラー)
 皮むき器は、安全で便利なものですが、無くても大丈夫。こういう時こそ、ナイフ(包丁?)を使って皮むきをやってみましょう。リンゴの皮むきや、ジャガイモの皮むきではやり方が違うのが解るはずです。

○飯合
 これを持っていかないと、単なる料理講習会になってしまいます。飯合の使い方は、説明書をよく読みましょう。使い方で、飯ごうをたたいて炊き具合を確認する時に石を使う人がいますが、これでは飯ごうが傷んでしまうので、やめて下さい。軍手をした手でたたくか、小さい木の枝で充分確認できます。

○鍋
 少人数ならコッフェルで間に合いますが、一寸人数が増えたときには少し大きめの鍋が良いでしょう。薪を使うと鍋がもの凄く汚れてしまうのでキャンプ専用のものにした方がいいです。私はアルミ製の大鍋を持っていますが取っ手はベークライト製?なので、出来れば取っ手から全てが金属製のものが欲しいですね。無水鍋のようなオール金属製が欲しいのですが生アルミ製は一寸敬遠ですね。

○お玉
 これも家庭で使っている大きめのものを持っていきます。中華用の鉄製の物では卵焼きが丸く焼けますよ。

○皿
 今は紙皿を使う人は減っていますが、私も使いません。使い捨てなので、便利なようですがゴミが増えるのでやめましょう。やはりプラスチック製が使いやすいです。コップと同様に、金属製は熱くて持てないからです。

○コッフェル
 鍋、皿、やかん、フライパンなどがセットになったもので、殆どが金属製です。少人数ならこれだけで一応料理が出来ます。と書きましたが、AMAZONでは私の思っている製品が見つかりません。一人用ばかりで、しかもヤカンが付いていない。ホームセンターのキャンピングコーナーなどで探してください。

○ヤカン
 ヤカンですが、これも鍋と同じで焚き火で使うと真っ黒になります。それと、取っ手部分の樹脂を焦がすことが多いためキャンプ用に用意した方が良いでしょう。キャンプ用品でヤカンを探すとみんな「ケトル」と出てくる。不座軒じゃないよ。こちとら浜っ子だい!ヤカンはヤカンだい! と言うことで、キャンプ場に鉄瓶を持って行ったら目立つかな?

○ボール
 惣菜を洗ったり、一時入れて置いたり、洗い物を入れるなどかなり使います。火がそばにあるため、プラスチック製よりステンレス製のものがいいと思います。ジャガイモやタマネギの皮を剥くときにこの上で行うとゴミを捨てるときに簡単です。と言うことは大きい方が使い易いです。

○ザル
 水切りをするときに使いたくなりますが無くても大丈夫。絶対に必要な物ではないですが、やっぱりあると便利。パンチング材(板に小さな穴が一杯開けてある物)の物が丈夫で長持ちし、洗うときもタワシでごしごし洗えるのでお勧めです。但し、これでお米を洗う人がいますが、お米は洗うのではなく研ぐ物です。お米の研ぎ方を調べてください。ましてや中性洗剤でなんか洗わないでください。親は子供に家事を手伝わせるべし!

○菜箸
 菜箸は有った方が便利ですが肉用のトングでも構いません。と言うか直火のかまどでは肉用の細い金属トングの方が軍手をしている手では使い易いです。あまり細かいことは言いません。

○焼肉用トング
 レンジを使った場合でも、薪や炭を使った場合でもこれがあると結構便利です。焼き肉用と書きましたが、百均で売ってる全体が出来るだけ長い物で先の細い物を選んで下さい。トングのサンプルを右に示しますが、トングとはこういう物ですと言う意味だけです。くどいですが先の細い物が使い易いです。

○鉄串
 バーベキュウをするときには、これがあると雰囲気がそれらしくなります。ただ、先が鋭いので怪我をしないように注意しましょう。後、もしこのまま食べるのでしたら、絶対に串を縦にして食べてはいけません。串は横にして食べるものです。何も考えないで串を縦にして食べていた人は今後絶対に止めて下さい。特にこの事は子供によーく伝えて下さいね。

○クレンザー
 殆どのキャンプ場では下水処理をしていない(そのまま川などに流してしまう)ため、中性洗剤は不可です。クレンザーを持っていきます。もっと環境に優しくするには、米のとぎ汁を使いましょう。もっと環境のことを考えると使った食器は新聞紙などで軽く拭き、家に持ち帰ってから洗います。

○たわし
 洗い物にはたわし、スポンジを用意します。

○布巾
 キャンプでは、油汚れから泥汚れまで結構色々汚れるので、必ず準備する必要がありますが、キッチンペーパーでも使えます。もちろん燃やすか持って帰るか、キャンプ場を汚さないようにしましょう。

○アルミ箔
 料理用に使います。魚のバター焼きとか、ジャガイモを焼いたりと色々使います。
丸い中華鍋に貼り付けて凸レンズの代わりと言うかパラボラにして太陽光を集め、火を付けると子供達が喜びますよ。米村傳治郎先生のまねになるかな?

○ラップ
 おにぎりを作るときに使ったり、余ったものを包んで置くときに使いますが、変わった使い方としては、雨の日にカメラやビデオが濡れないように、これで包むと安心です。

○ワイヤブラシ
 焼き肉をしているときに、網の焦げつきを取るときに使います。小型の物はガスバーナーの掃除に使います。


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